子育て裏技コラム

【vol39】トイレのドアは閉めない方がいい

 「トイレのドアは閉めない方がいい」
...これは子どもが6ヶ月頃(寝返りやハイハイしはじめた頃)から2歳頃までの間だけです。
「よちよち立って歩けて、後追いが激しいとき」「お母さんの姿が見えなくなると泣くような時期」、
この頃は特にトイレのドアを閉めないで欲しいのです。

実は立って歩き始めて、後追いする頃というのは、母親が大好きであると同時に、
子どもにとっては母親は命の綱のような大切さなのです。
お母さんからすれば「もう1歳を超えているんだから、少しの時間だけ一人でいてよ」と思いトイレに行きます。そして戸をパタンと閉めます。

その時、実は子どもはこう思っているんです。

「お母さんは私を捨てて、ドアの向こうに行ってしまった。
 あのドアはお母さんを隠してしまうドアだ。
 それに、もしかしたらもう帰って来ないのかもしれない」

ここまで大げさでなくても、後追いしてくる頃の子どもにとって、お母さんは常に見えて欲しいものです。
ですからこの頃だけは、お母さん的には恥ずかしいのですが、トイレのドアは閉めないでください。
そして、その頃からオマルの練習も開始してみてください。
お母さんと一緒にドアを開けて便器の前にオマルを置いて、子どもと一緒のトイレタイムを作ってみてください。
これがオマルの練習のはじまりです。

お母さんが便器に座っている姿を真似して、初めて「自分もオマルに座ろう」と思えるのです。
そのためにも、トイレのドアはこの頃開けておき、決して不潔で汚いところじゃないんだということを見せて上げましょう。
トイレには花を置いたり、キャラクターの壁掛けでも飾り、楽しい雰囲気の演出をすると効果的です。

ワイヤーママ2007年6月号掲載